8. 超未来式体感型公衆電話3号 / 4号

「超未来式体感型公衆電話3号 / 4号」制作チーム@NTT超未来研究所Z(ニコニコ超会議2015)
街に溢れていた公衆電話は、近年、使われることが少なくなり、その姿を徐々に消しつつあります。そこで、NTT研究所は、公衆電話に新しい機能を加え、リニューアルしました。超未来式体感型公衆電話3号/4号は、“身体貫通錯覚”(お腹と背中に装着した振動子を一定の時間差でふるわせると、何かが身体を突き抜けたように感じる錯覚)を利用して、 相手に触感を送ることを可能にしました。受話器を通して、相手と会話をするだけでなく、会話中に公衆電話の番号ボタンを押すと、ズキューン、パーン、モコモコ、グサなど、オノマトペで表される様々な“貫通触感”で相手を貫くことができます。これは、現在、イラストによって感情を伝えるスタンプの触感版ということができるかもしれません。

開発者紹介

「超未来式体感型公衆電話3号 / 4号」制作チーム@NTT超未来研究所Z(ニコニコ超会議2015)

関連文献

  1. 渡邊 淳司,福沢恭,梶本裕之,安藤英由樹 “腹部通過仮現運動を利用した貫通感覚提示” 情報処理学会論文誌 Vol. 49, No. 10, pp. 3542-3545, 2008.
  2. Sayaka Ooshima, Yasushi Fukuzawa, Yuki Hashimoto, Hideyuki Ando, Junji Watanabe, and Hiroyuki Kajimoto “/ed - Gut Feelings when Being Cut and Pierced -” SIGGRAPH 2008 New Tech Demo (Demo), Los Angels, U.S.A., Aug. 11-15, 2008. Proceeding of SIGGRAPH 2008 new tech demos, Article No. 14.

関連動画